第1回 武田同門会
日時 2005年 4月 12日(火) 開演16:00 終了予定20:40
場所 渋谷・観世能楽堂 →地図
番組
装束着付け実演「唐織」
仕舞 「桜川」 黒木和子
能 「巴」 シテ 武田文志
狂言 「蝸牛」 シテ 山本泰太郎
能 「梅」 シテ 武田志房
能 「鵺」 シテ 武田宗典
※時間の都合がある方はご相談下さい。
「巴」粟津が原にやって来た木曽の僧が神前で涙を流す女と出会う。
女は、実はかつて木曽義仲に仕えていた巴御前の亡霊で、
夜になると甲冑姿で現れ、義仲最期の有様を物語るのだった。
女武者の忠義と奮戦が描かれる異色の修羅能。
「梅」藤原の某が従者とともに訪れた難波津である女に出会う。
これは実は梅の精であった。梅こそ花の中の花、やがて本来の
姿を現した梅の精は舞を舞い、御代を言祝ぐ。江戸時代中期の新作。
「鵺」旅の僧は芦屋の里で何者とも知れぬ陰鬱な相貌の舟人に出会う。
僧との問答の末男はついに自分が鵺の亡霊であると明かし、
帝を苦しめた罪により源頼政に退治されたときの有様を仕方話で物語る。
詩情味豊かな鬼能。(鵺とは顔は猿、手足は虎、尾は蛇という化け物)
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